正直このところのバンダイのジョジョへの力の入れ方は、ちょっとしたバブルなんだろか、とか思ったりもした。

◎ジョジョの奇妙な冒険 Adventure's-jet(空条承太郎)(ララビットマーケット)
http://lalabitmarket.channel.or.jp/site/feature/jojohelmet.html

企画者やりたいほうだい!
というのがファーストインプレッションなんですが、えーと、イイ時代になりましたね(いろんなイミで!)。
委託先のメットメーカーはどこなんだろう。

イロイコ先生はバイク好きだと思われるほど作中でのバイク関係の描写はちゃんとしてまして(車は結構いい加減だったりします)、メットやゴーグルなどの小物もしっかり描き込んでることが多いのですが、どうせならそういうディテールも組み込んで企画してくれたら、もっと良かったのに、とか考えてしまっております。この単価じゃ収まらなくなってしまいますけども。でもそういうのならきっとイロイコ先生も実際に使ってくれると思うんだ。

 >ジョジョの奇妙な冒険をモチーフに、新たなデザインコンセプトのもと開発した
 >バイクヘルメットシリーズ第1弾。


だそうなので、ネット限定のこの企画、今後はどんなラインナップになるのかホントに期待しています(いろんなイミで!)。


【追記という名の蛇足】
ララビットマーケットはバンダイナムコゲームス関連の通販ショップです。

2009.06.20 Sat l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲
【追記という名の訂正】
ずっと「画集」が出ると思い込んでいたのですが、「画集」ではなく「全集」だということでエライスンマセン。166pという内容からすぐに気が付くべきでした。サイズは単行本サイズだそうで、結構値段がするのはDVDの分でしょうか。
【追記という名の訂正その2】
先ほど現物が届いたのですが、サイズ単行本サイズじゃなかったです(購入先に確認したんですけど、そちらも間違っていたそうで)。本当に申し訳ない。

ともかく、私の思い込みで振り回してしまった方にお詫びします。ゴメンナサイ。


以下携帯公式サイトから。

◎藤田和日郎先生画業20周年記念全集『藤田和日郎魂』7月17日(金)堂々発売!!
http://i.mobile-fujita.com/htm2.cgi?fid=KFT00011&page=090618

 >しかも今ではモノクロでしか見られないものや、さらにはサンデー本誌表紙用、
 >さらには他作品のために描いたイラストなど単行本初収録作を多数掲載!!


細かい仕事は見たことないものが入っている可能性もあって、このあたりは期待したいところです。『纐纈城綺譚』くらいしかぱっと思いつかない私です。

 >ちなみにこの本、完全初版限定出版!! つまり、増刷しないので、売り切れたら
 >それっきり。二度と手に入りません!!


限定する理由がよく分かりませんが、昨今限定品買い占めでオークション流しな話が多いので、これはあんまりオススメできない売り方のような。
藤田センセ自体はそういう公式サイドが煽る商売キライそうな気はしますけども、それについてどう思っているのかなーと考えてみたりします。

◎藤田和日郎先生画業20周年特別企画原画展&サイン会全国ツアー決定!!
http://i.mobile-fujita.com/htm2.cgi?fid=KFT00011&page=090619

 >7月17日の 『月光条例』第5巻&記念全集『藤田和日郎魂』発売と同時に、
 >原画展&サイン会ツアーをスタートします!!\(^ ^)/ バンザーイその数、
 >なんと全国10か所!!


こういう巡回ツアーは有難いと感じる人が多いと思います。熱心なファンは全部回ってしまったりするんですかの。回る人はがんばってくださいまし。



関連:
◎まんが家BACKSTAGE/藤田和日郎(WEBサンデー)
http://websunday.net/backstage/set_fujita.html

複数日程になるだろうサイン会ツアーについては、このあたりで報告がありますでしょうか。

2009.06.19 Fri l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲

人から今週の週刊文春(6月18日号)を貰ってなんでだろうと思ったのですが、中に荒木飛呂彦のインタビュー記事があったんですわな。私が荒木漫画が好きなのを覚えていて頂いてたようで有難うございます。

インタビューは「仕事のはなし」というコーナーでモノクロ3pの記事です。サブタイトルは「漫画は、ぼくには日記のようなもの」とあります。

内容はというと、初代担当の影響や80年代頃の週刊少年ジャンプの状況、イタリア美術から作風のヒントを得た話、「人間賛歌」「登場人物はみな肯定的にものを考える存在」、漫画を描くにあたって1週間の使い方、などなど、いろんなところで語られてきた(語ってきた)ことが中心。著名な漫画家さんの名前を出して、自分が言おうとしている部分を想像しやすく配慮したりしてるのが特徴的。

体調管理について細かく書かれているのは、この雑誌のメイン読者層にも気になる部分だからでしょうか。仕事2時間前までには起きて腕立て腹筋スクワットをするとか、食事は朝食と午後6時、それ以降はほとんど食べないとか、自分の体重の変化がすぐ分かるので調整できるとか、これくらい具体的に書いてる記事は初めてかも。ジムに行ってる話とかもインタビュー時にはしていたかもですね。

読み終わってさっきまで、どういう経緯でこの雑誌にインタビューが載ることになったのかと考えていたんですけど、よく見るとこのコーナー、今回で最終回とあります。
また、漫画読みならスタンドと言えばどういったものなのかワカルと思われますが、この記事ではちゃんと注釈入れてあったりで、荒木飛呂彦をあまり知らない人が読むことをちゃんと想定しています。
もしかしたら、記事構成してるライターさんが最後に行きたいところに行ったってことでしょうか。
記事最初の荒木漫画解説部分が短いながらも結構細かくまとめてあって、ライターさんはジョジョが好きなんだな、ということは伝わってくるので、余計にそう思っちゃったりしましたよ。

荒木飛呂彦が考える面白い漫画を描くために必要なものは、平和ではなく戦い。日常にもあるそれを、ではどのように戦っていくのかを、いろいろ工夫して描いているそうです。
描いているのは「謎」であり、それを描くためには、表現意欲を失わない自分との戦いもある、とも。
最近いろんなところで、この(見方によっては)決意表明のような発言があるのですが、この戦いにはなんとしても破れずにいて貰いたいですよね(画家方向でも「謎」は描ける、とかナシでオネガイシマス)。


見開きの真ん中です


左側のイラストはたぶんイロイコ先生がジョジョの構想を練っているところ、のシーンだと思われます。ジョジョに関係してこういうタッチで描かれたイラストというのは、これが初めてかもです。味があって無駄がない感じがいいなと思いました。

2009.06.11 Thu l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲
前にも書いたような気がしますけど、週刊少年サンデーはここ2年ほどは買っても読まずに積んで終わり状態だったりします。漫画の神様(漫画家、ではなくイデアなお方の方)がいたら真正面至近距離から睨まれるような行状ですが、いつか読む気で購入し続けておりますんですよ。

で、そのサンデー、仕事帰りに寄るスーパーでいつも買っているのですが、ついにそこに入荷しなくなっておりました(先に売れていた訳ではなく。お店の人に確認済み)。
だんだん置く部数が少なくなってはいたので、いつかそうなる感じもありはしましたが、思わぬころで、本当にサンデーがしんどいところに来てるかもしれない、と実感できてしまったりして。うーむ。

これを機会に購入に区切りをつけるのにはちょうどいいのかなー、などと考えたりしつつサンデー買いに書店に行くと(結局現状維持)、雑誌コーナー特設ブースに「ゲッサン」という新雑誌が出てました。12日発売だったそうです。サンデー購読者でこの事実を知らなかったのはきっと私だけに違いない。ともあれ、サンデー買うついでに、ご祝儀的な意味合いも含めて購入してみました。

安定感のある漫画家さんによる他誌からの続きもの以外では、ヒラマツ・ミノルの「アサギロ〜浅葱狼〜」とアントンシクの「リンドバーグ」が面白かったです。

「アサギロ」は、というかヒラマツ・ミノルという作家は間の取り方が絶妙で、シリアス展開でもユーモラスな空気が流れているところが好きです。今作では結構シリアス寄りに合わせてきている感じなんですけど、それでもクスっとくる部分が多く、さすがベテラン。
アントンシク作品は読むのはこれが初めてです。独特の艶のある作風で非常に印象に残りました。胃之上奇嘉郎/中村嘉宏のアシスタントだったそうで、言われてみればそうかなーという感じ。伊藤悠を連想するところもあるかな。

全体の感想としては正直なところ、この雑誌どこに向けて作ってるのかちょっと分かりにくいと思ったのは私だけではあるまいて。単純にサンデーの月刊版、とは考えない方がいいのかな(まあここんとこサンデー読んでないのでなんともいえませんが!)。メンツ的にはサンデー色が強い雑誌ですけども。

個人的な期待としては、サンデー的既定路線(のようなもの)でなくてもいいのなら、ヤングサンデー休刊後にスピリッツに移動した作家や、もともとスピリッツが主戦場のような作家も呼んで少年誌的な漫画を載せてみる「月刊少年スピリッツ」みたいな方向で読んでみたいなあと思ったりもしました。

新創刊にしては少し穏やかな感じがしましたが、たぶんここ3号くらいが勝負どころだと思いますので、飛ばし過ぎなくらいで行くのもアリだと思いますよ。



関連:
◎ゲッサンWEB(公式)
http://gekkansunday.net/top.html

こちらが雑誌のtopページ。

◎作家紹介 アントンシク(ゲッサンWEB)
http://gekkansunday.net/rensai/artist05/

挨拶も含めて7回にわたってラフなどの展示があります。未登場キャラも何人かいる、のかな。

◎糖衣状のブログ(ご本人ブログ)
http://blog.livedoor.jp/touijo_blog/

雑誌に載っているのは個性の強い作風の漫画ですが、版権絵カテゴリーを拝見するに、結構器用な方なのかなーという印象。

2009.05.13 Wed l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲
週刊少年マガジン10号掲載です。福満しげゆき作品、第2回。

超能力を使うと少しエロスな気分になってしまう主人公マキ子の日常が描かれるわけですが、今回のお話は人助けの為にエロスな気分になってしまったマキ子を目撃した男の子が、眠れない夜に何かに目覚める、なお話。
全編に渡り、前回に較べて随分と直線的な描写満載です。

第1話を読んだとき、微妙なエロスの匂わせ方が小学生には分かりにくいかな(小学生が読むとして)、でもその匂わせ方がこの作品のポイントだよね、読むのだ小学生、と感想を書いたのですが、今回のような直球勝負なら問題なく伝わるよねーと思います。

なんですけど、福満漫画でマガジンでは、この手法はあまりうまく機能しないのではないかと思うこともあります。

ストレート描写の漫画家さんだと、この雑誌の場合は相当に手練な人たちがおりますし、時には外から、こばやしひよこ等の刺客を連れてきたりもする雑誌なんですよねマガジン。そんな現在のマガジンで、この部分で勝負するのは結構キツイのではないかと余計なことを考えたりしております。展開も絵柄も少々古風かなと。

もっとも絵柄については、福満しげゆき的には、もっとフェティッシュな絵柄で描くこともできるけども、今回はあえてこういう絵柄にしたってとこなのかなーと思ったりもします(青年誌での女性の絵柄を見るともっとシャープに描くこともありますし)。
展開は個人的には第1回の時のような、ほのかに匂うエロスで攻めてもらいたいなと、そう考える次第。そういう部分って、意外と上手く描ける人少ないと思うのですよな。そして福満しげゆきという漫画家は、それができる作家さんだと思ってマス。

そんなわけで、次回があるなら是非よろしくです。期待しておりまーす(次回はさっさと読んで、きちんとアンケート出しますスイマセン)。

2009.03.12 Thu l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲
ジョジョの奇妙な冒険文庫版コミックスには、その部の最終巻に作者荒木飛呂彦によるあとがきがつきます。18日に発売された6部ストーンオーシャン最終巻には、その6部と7部にあたるスティール・ボール・ラン(SBR)を繋ぐ時期に何を考えていたのか、作者本人による解説(というか感慨のようなもの)が語られておりました。

具体的なところは実際の文庫版コミックスで確かめてもらえばいいと思いますが、ざっくりとした内容としては以下な感じのものが書いてありました。

あとがきは、6部を描きあげるあたりで、漫画に対して達成感とか満足感のようなものがあった、という部分から始まっています。

スタンドのアイディアは究極まで達し、キャラクター(ここでは主人公ジョリーン)の成長も描ききった。漫画としては燃え尽きたという感じすらあったそうです。
一方で、創作者としてはその満足感に、不安というか危機感のようなものを感じていたとも。

そこで一度原点に戻ってみようと考えたそうなんですね。
物語の黒幕プッチ神父のスタンドの能力、時の加速によって、一度築いた現代文明(過去の部で描いてきたもの、という意味も含むのかもです)を切り離し、今度は自然と闘い自然から学ぶ展開をしてみよう、と当時考えていたそうなんですよ。

そういわれてみれば、作品的な過去の部からモチーフとしての再構築を行っていること、過酷な自然の中を駆け抜けるレースをいう舞台設定、自然を取り入れたパワーアップ方法とか、SBRの展開は、なるほどなーと思う節が結構ありますわな(まあ一部それ有りなの的なとこもあったりなかったりですけども!)。

現在連載はコピーライトでクライマックスと連呼されていますけど、このあとこの主題を描ききったとしたら、作者の考えはどこにいくのか、その辺にも興味がわきました。
もちろん、漫画は描き続けてもらいたいなあと思ってマス。

2009.02.18 Wed l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲
今週(8号)の週刊少年マガジンに福満しげゆきの読みきりが載っているんですよ。
「東村山あたりの夕日」という、なんとも福満的とでもいうかなタイトルのこの漫画、主人公のマキ子(学生っぽいけど明記なし)は、超能力を使うと少しエロい気持ちになってしまい、な展開のショート漫画なのでございますが、これがまたなんとも、なのです。ストレートな描写はないけど濃厚なエロス。素晴らしい。

マガジンの主要読者層がどこなのかわかりませんが、小学生がこういうのに初めて触れると、一部では、よからぬ方向に目覚めてしまったりしてよろしくない、か、も?(どーなんでしょね直球の方がまだウケがいい時代でしょうけど)

むしろ良い子は読んでおいた方がいいかもしれないなとも思うのでございます。それくらいの年のときに、こんなアヤシイ毒素に触れておいた方が、その後の人生楽しくなる気もします。割り合いダメな方向に、ですけども。

そうそう、作者さんは欄外で、「場合によっては、もっとお色気シーンをプラスしたものも描けますので、アンケートを出してみてはいかがでしょうか?」とおっしゃっておりますぜ。ワカリヤスイ展開に、お子さまも安心だぜ。
皆さまの清きヨコシマな一票で、続きを是非。

2009.01.25 Sun l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲
「月光条例」は、週刊少年サンデーで連載されている漫画です。
いつも行く書店にあったものを貰ってきました。
結構前から配っていた模様です。気がつかなかったなー。

クリックで拡大します

左側が表で右側が裏です。

内容は一寸法師について語っておられます。これ、もともとはコミックスの見返しのとこのヤツだったかな。

漫画の最初期の広報グッズなのに、絵柄としてメインキャラでなく作者が起用されているってのが妙に面白いですよね。
(確かに作者藤田和日郎のキャラの立ち方は、半端な漫画キャラより図抜けてますけども!)

2008.11.09 Sun l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲
モチーフはイソップ寓話の「金の斧」で、筋もそのままです。泉に斧を落とした男が可愛らしい女神さまの出現を期待するのですが、実際出てきた泉の神さまがあまりにも「弐瓶勉すぎる神さま」で……。という内容。
たった6pの作品なのですが、スゴイ破壊力のあるギャグとなっております。

普段はギャグのようなものをほとんど描かない作家さんのなかでたまにあきらかにギャグの才能があると思わしき人がいるんですが、この作家さんはカクジツにギャグでも食えるタイプの人なんだろうなあという感じです。
自分の作風の特性を掴み、人からどう見られているかという部分を効果的にネタに昇華しているところが実にツボでした。
その特殊性から万人向けではないと思いますけども、弐瓶勉が商業誌でどんな漫画を描いているか知っている人は、かなり楽しめるのではないかと思います。是非ご一読のほど。



関連:
◎今月のラインナップ/10月号 08年8月25日発売
http://www.e-1day.jp/afternoon/magazine/2008/08/25_0000.html

掲載号はこちら(目次のみ)。漫画も実際に一番最後に掲載されてます。

◎弐瓶勉(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%90%E7%93%B6%E5%8B%89

同人誌掲載が最初なのでしょうかね。同名の作品があるようです(同人誌は未読です)。

2008.08.31 Sun l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲
クーラー直しと配置換えのための部屋整理、まずは雑誌の整理から、のつづき。

考えてみれば、あとでしっかり読もうとか先延ばししていくから溜まってしまうわけなので、漫画雑誌については、とにかく感想をひとつでも書いて「クリア」にしていけばいい、ような気がしますのよね。

そんなわけで、まずはそれほど読まない部分の多そうな(失敬!)週刊少年サンデーあたりから整理していこうかなと思います(ヒドイ扱いですが、時期的にそんなことを言っている場合じゃないのですスマンスマン)。漫画感想なんて相当に久し振りなのでどう書けばよいのかピンときませんけど、書きながら考えることにします。

てなところで、一番感想の書きやすそうな「月光条例」の感想。感想書くにあたって第一話から読んでます。15話くらいまとめ読み。

センターカラーの今回は「第4条【シンデレラ】」の開始回。
雨脚の早い草原に姫を止めるために密集する騎士団と、それを吹き飛ばす「月打」された姫の疾走、なんですけど、ここまで密度を高めたページ取りで週刊連載するのは厳しいんじゃないかというくらい描き込んでおります。後半の幼児のやりとりとそれに聞き入る主人公である月光の「ほんわかほがらか」なテイストとの落差が素晴らしい。
このあたり、さすが手練の漫画家さんといった感じですね。

あとですね、とにかく「月打」されて変質したシンデレラ姫が良いです。とても良い。
諭しに来た王子へ吐き出す言葉の不遜さが、騎士団を粉みじんに吹き飛ばす容赦のない行動が、その不敵な立ち振る舞いと恍惚の表情のバランスが、まあもう全てにおいて、ひっくるめて格好いいこと!
この全身から発揮するワルソーな感じがたまりません。

しかし、作者の藤田和日郎は本当にこういうモンスター的なキャラの立て方うまいですよね。これまでも、おとぎ話や童話の世界の住人が「月打」されていろいろ転じてきましたけど、邪な存在の描写はどれも秀逸なんですよ。滲みだす「ヤバげなもの」の存在が感じ取れる画風作風といいますか。

たとえばの話、今の格ゲーのキャラデザに必要な人材って、こういう人なんじゃないかという気がします。次回のソウルキャリバーかキングオブファイターズのゲストキャラデザインに呼んでみると面白いんじゃないかと思いますけど、どーでしょ?(今回のシンデレラなんてそのまま使えそうですよね)

今回の「月打」の変化の仕組みは、時間までに帰らなければならない→スピード勝負→暴走姫様、という具合なのかな。
現実界である「<読み手>世界」のツッパリ者主人公の方も、どうやらワル同士で速さ勝負のようなことをする模様(でも主人公の月光はガソリンのにおいが苦手らしい)。今回は高速バトルな展開なのか。
飲み込んだものに変身して戦う(戦う道具になる)ハチカズキ姫がバイクを飲み込んじゃったりするのかな、などと想像しつつ、以下次回に期待!

2008.07.08 Tue l 漫画 l COM(0) TB(0) l top ▲