前にも書いたような気がしますけど、週刊少年サンデーはここ2年ほどは買っても読まずに積んで終わり状態だったりします。漫画の神様(漫画家、ではなくイデアなお方の方)がいたら真正面至近距離から睨まれるような行状ですが、いつか読む気で購入し続けておりますんですよ。
で、そのサンデー、仕事帰りに寄るスーパーでいつも買っているのですが、ついにそこに入荷しなくなっておりました(先に売れていた訳ではなく。お店の人に確認済み)。
だんだん置く部数が少なくなってはいたので、いつかそうなる感じもありはしましたが、思わぬころで、本当にサンデーがしんどいところに来てるかもしれない、と実感できてしまったりして。うーむ。
これを機会に購入に区切りをつけるのにはちょうどいいのかなー、などと考えたりしつつサンデー買いに書店に行くと(結局現状維持)、雑誌コーナー特設ブースに「ゲッサン」という新雑誌が出てました。12日発売だったそうです。サンデー購読者でこの事実を知らなかったのはきっと私だけに違いない。ともあれ、サンデー買うついでに、ご祝儀的な意味合いも含めて購入してみました。
安定感のある漫画家さんによる他誌からの続きもの以外では、ヒラマツ・ミノルの「アサギロ〜浅葱狼〜」とアントンシクの「リンドバーグ」が面白かったです。
「アサギロ」は、というかヒラマツ・ミノルという作家は間の取り方が絶妙で、シリアス展開でもユーモラスな空気が流れているところが好きです。今作では結構シリアス寄りに合わせてきている感じなんですけど、それでもクスっとくる部分が多く、さすがベテラン。
アントンシク作品は読むのはこれが初めてです。独特の艶のある作風で非常に印象に残りました。胃之上奇嘉郎/中村嘉宏のアシスタントだったそうで、言われてみればそうかなーという感じ。伊藤悠を連想するところもあるかな。
全体の感想としては正直なところ、この雑誌どこに向けて作ってるのかちょっと分かりにくいと思ったのは私だけではあるまいて。単純にサンデーの月刊版、とは考えない方がいいのかな(まあここんとこサンデー読んでないのでなんともいえませんが!)。メンツ的にはサンデー色が強い雑誌ですけども。
個人的な期待としては、サンデー的既定路線(のようなもの)でなくてもいいのなら、ヤングサンデー休刊後にスピリッツに移動した作家や、もともとスピリッツが主戦場のような作家も呼んで少年誌的な漫画を載せてみる「月刊少年スピリッツ」みたいな方向で読んでみたいなあと思ったりもしました。
新創刊にしては少し穏やかな感じがしましたが、たぶんここ3号くらいが勝負どころだと思いますので、飛ばし過ぎなくらいで行くのもアリだと思いますよ。
関連:
◎ゲッサンWEB(公式)
http://gekkansunday.net/top.htmlこちらが雑誌のtopページ。
◎作家紹介 アントンシク(ゲッサンWEB)
http://gekkansunday.net/rensai/artist05/挨拶も含めて7回にわたってラフなどの展示があります。未登場キャラも何人かいる、のかな。
◎糖衣状のブログ(ご本人ブログ)
http://blog.livedoor.jp/touijo_blog/雑誌に載っているのは個性の強い作風の漫画ですが、
版権絵カテゴリーを拝見するに、結構器用な方なのかなーという印象。