久々にゲームブックでるのかーなどと思いながら読んだ記事なのですが!

◎HJ文庫Gより空中幼彩氏ら参加の新たなゲームブック! 2冊が12月刊行(GA Graphic)
http://ga.sbcr.jp/mnews/011676/

 > ホビージャパンは、HJ文庫Gよりゲームブック「デストラップ・ダンジョン」、および
 >「ハウス・オブ・ヘル」を発売する。

 > ゲームブックとは、20年ほど前に大流行した、読者の選択によってストーリーや結末が
 >変わる小説のこと。

 > イラストや装丁に現代風のアレンジを加え、可愛いキャラクターで遊べる
 >冒険ファンタジーを目指していくという。

ピンとくる人にはピンとくるタイトル「デストラップ・ダンジョン」と「ハウス・オブ・ヘル」でございます。
えーと、やっぱりこれ、今はなき社会思想社から出ててたゲームブック、FFシリーズの「死のワナの地下迷宮」と「地獄の館」のことですよね。著者はリビングストンとジャクソンだもんな。
それに少し手を入れて、今風のイラストを使って新しく構成する模様っぽいです。

でもなんでこの2作から始めようとしたんですかね。オーソドックスなファンタジー系である「死のワナの地下迷宮」はともかく、恐怖ものである「地獄の館」が当たっても、このジャンルもうFFシリーズでは無いに等しく路線が続きません。ファンタジー、ファンタジーというように並んでしまうのを避けたかったから、とかかなあ。

SF方向ならまだいくつかラインナップは残ってるので、この試みが上手く行って、その後も2系統で発売していくつもりなら、そっちに移行していくんでしょーかね。萌え超能力ヒロインによる「サイボーグを倒せ:Appointment With F.E.A.R.」はあるかな(カタカナにそのまま置き換えてもわかりにくい題ですね)。

萌え路線込みで再生(?)させるというのは古参なゲームブック愛好者の中には唸ってしまいそうな人もいるかも知れませんが(気持ちはわかります)、個人的には悪くないんじゃなかろうかという気はしますんですよ。

私自身は正直萌え路線には、あまり興味がわかないんです。けど、旧作をそのまんま復刊したところでもう商売になるほどの売り上げは立たないだろうし、かつての遺産を利用するにしても、まず新しい読者を獲得するところから始めるのは至極まっとうな手法ではないかと思うのです。

細かい部分はまだよくわからない時点で書くのもアレなんですけど(ホントにな!)、これがイラストで補完するだけのシロモノではなく、多少キャラクターに合わせて構成を立て直して、ある意味別モノになっており、かつ作り手側が好きなように変更したうえで決定版とか完全版みたいなそぶりも見せなければ、旧作に愛着がある人も、そんなに目くじら立てなくてもいいのかなーなんて思ったりもします。

かつてのゲームブック読者だけを相手にしていても目減りが激しくて厳しいだろうから(半分くらい死んでるしな!)、もう諦めろ、というのもあるかもですけどねー(世知辛い時代だぜ!)。

2008.11.23 Sun l 本、雑誌 l COM(0) TB(0) l top ▲

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